令和3年3月オープンした道の駅のコンセプト・スローガンを「いつでも帰れる場所 大谷海岸~砂浜を守る想いから始まるまちづくり~」メインテーマは「新鮮・豊富な地魚」とし、建築コンセプトは「旅行者と地元の人が行き交う海とビーチの回廊」。 【カフェテリア屋上に休憩スペース】 平屋の建物をガレリア(回廊)でつなぐことで一体化させ、産直施設、事務室、トイレ、観光情報コーナー、カフェテリア、ファストフード、テラスなどを整備しました。カフェテリアにはテニスコートほどの広さがある屋上休憩スペースも用意しました。ガレリアの一部はアクアリウムトンネルとし、維持管理が難しいマンボウ飼育水槽の代わりに海中の映像などを投影しています。 「道の駅大谷海岸」の悲劇 道の駅大谷海岸は、 かつて、海水浴場のすぐそばに位置し、 直売所やレストラン、マンボウの水槽があり、賑わいを見せていました。 道の駅には、JR気仙沼線の大谷海岸駅が併設され、 「海水浴場に日本一近い駅」としても利用されていました。 2011年3月11日 東日本大震災 津波により大谷海岸の砂浜は消失し、道の駅は壊滅的な被害を受けました。 「砂浜を守りたい」地域住民の願い 震災後、またあの悲劇が起こらぬよう、 国は砂浜があった場所に、防潮堤の建設を計画。 地域住民と人生を共にしてきた、大切な居場所。 「砂浜を守りたい」 地域住民と自治体が団結し、 幾度となく協議を重ねてきました。 そして、ついに砂浜を残す計画に変更。 防潮堤を当初計画地より後方に建設。 そして、防潮堤の背後をかさ上げし、国道や土地を整備。 かさ上げした土地に、道の駅を建設しました。 この計画変更により、砂浜は今も生き続けています。 道の駅大谷海岸のリスタート 震災から10年 仮設店舗営業を続けてきた道の駅大谷海岸は、 新たなスタートを切りました。 漁港で水揚げされる新鮮な地魚・魚介類や気仙沼や三陸の産物を活かし、 宮城の「いいもの」を味わえる、楽しめる場所になっています。 旅行者と地元の人が行き交う海とビーチの回廊 緩やかな曲線の通路は、 かつてのJR大谷海岸駅を思わせる、線路をイメージしており 人と地域を繋ぎ、交流が望める空間になっています。
  • 道の駅大谷海岸
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電話番号
0226-44-3180
住所
〒988-0273 宮城県気仙沼市本吉町三島9番地
営業時間
産直市場/9:00-18:00 JA・ローソン銀行ATM(産直内)/9:00-18:00 トイレ/24H カフェテリア/10:00-17:00 ファストフード/9:00-16:00
定休日
年末年始/12/31~1/2
駐車場
普通車 78台 大型車 8台 車椅子専用 4台 EV車 1台
ホームページ
道の駅大谷海岸ホームページ