お伊勢浜海水浴場開設に向けて

今夏の海水浴シーズンを前に、宮城県内１５カ所の海水浴場で水質検査が行われています。

海水浴場の水質検査では、調査員が水の透明度を調べたほか、海水を持ち帰り大腸菌の数などを調べます。検査の結果は６月下旬に公表される予定です。

お伊勢浜水浴場は、東日本大震災の影響で海水浴場として開設できずにいました。砂浜並びに沖合の被災物を撤去し、流失した砂浜は新たに砂を補充、およそ100ｍ陸側にセットバック、そして新たに9.8ｍの防潮堤が整備され2019年に開設予定でした。しかし、新型コロナの感染拡大防止のためさらに２年間開設を見送りました。２０２２年は、感染対策をとったうえで開設する方針で、７月中旬に東日本大震災以降、初めての海開きを予定しています。